支援の現場にいると、
「この関わり方で良かったのかな」
「今の判断は正しかったのかな」
と迷ってしまう場面は誰もが経験すると思います。
障がい者支援はマニュアルや正解がはっきり決まっている仕事ではありません。
利用者さん一人ひとりの特性や、その日の体調、気持ち、環境によって、
同じ場面でも最適な対応は変わります。
だからこそ、判断に迷うこと自体は決して悪いことではありません。
むしろ「どう関わるのがいいだろう」と立ち止まれることは、
利用者さんのことを真剣に考えている証拠でもあります。
判断に迷ったとき大切にしたいのは
「正解を出そうとし過ぎないこと」です。
支援の目的は、
「支援員として正しい判断をすること」ではなく、
「利用者さんが安心して、その人らしく過ごせること」です。
迷ったときは、
・今の関わりで利用者さんは安心できているか
・無理をさせていないか
・こちらの都合だけで判断していないか
こうした視点に立ち返るだけでも、支援の方向性は見えやすくなります。
また、一人で抱え込まず
同僚や他の支援員と気持ちや考えを共有することも、とても大切です。
支援は個人プレーではなくチームで行うものです。
判断に迷う時間も支援の一部です。
迷いながら考え続けることが、結果として利用者さんにとって
より良い支援につながっていくのだと思います。
完璧な答えを出そうとしなくて大丈夫です。
悩みながら向き合う姿勢そのものが、支援の質を支えているのではないでしょうか。