今回は「障がい福祉という仕事の特性」について、あらためて整理してみたいと思います。
障がい福祉の仕事は、目に見える成果がすぐに表れにくいという特徴があります。
日々関わりを重ねていても、大きな変化や分かりやすい結果が出ないことも少なくありません。
それでも、関わりが無意味だったということではなく、その時間自体が土台になっている場合が多くあります。
また、障がい福祉は一人で完結する仕事ではありません。
利用者さん、ご家族、支援員、そして周囲の環境が影響し合いながら成り立っています。
そのため、同じ支援であっても状況や人が変われば、結果や感じ方が変わることもあります。
障がい福祉の現場では、「正解」を探すよりも、
その人にとって今何が必要かを考え続ける姿勢が求められます。
マニュアル通りにいかない場面が多いからこそ、柔軟さや視点の切り替えが大切になります。
変化が小さく、気づきにくい仕事だからこそ、
日々の関わりや積み重ねを丁寧に捉えることが、障がい福祉という仕事の本質なのかもしれません。
一つひとつは目立たなくても、その積み重ねが、
利用者さんの安心や生活の安定につながっていく仕事だと考えています。