障害のある方への支援を考えるうえで、近年ますます重要になっているのが「高齢化」です。
年齢を重ねることで、これまで出来ていたことが少しずつ難しくなったり、疲れやすくなったりと、生活のペースが変化することがあります。
これは障害の有無にかかわらず誰にでも起こることですが、障害のある方の場合、ご本人が体調の変化や不調をうまく言葉で伝えることが難しい場合もあります。
そのため、日々の支援の中で「いつもより動きがゆっくりしている」「食事の量が減っている」「表情が少し違う」「以前より休憩する時間が増えた」といった小さな変化に気づくことが大切です。
また、若い頃と同じ活動量や目標を求め続けるのではなく、その方の年齢や体力に合わせて支援の内容を見直していくことも必要になります。
できなくなったことに目を向けるのではなく、今できること、楽しめること、安心して過ごせることを大切にする。
そして、必要に応じてご家族や医療機関、相談支援事業所などとも情報を共有しながら、その方に合った生活を一緒に考えていくことが重要だと考えています。
皆さん年齢を重ねていきます。
だからこそ、その時々の状態に合わせながら、無理なく安心して地域での生活を続けられるよう支援していくことが、今後ますます大切になっていくのではないでしょうか。